日本サッカー Jリーグ進化中

サッカーJリーグ サポーターの役割

サッカー観戦

一般的にスポーツの世界でサポーターの役割は、地元のチームが試合をするときにスタジアムに赴き試合終了までの時間に力いっぱい応援することです。Jリーグだけでなく世界のサッカーリーグにおいてのサポーターは別名12人目の選手と位置付けられており、チームを応援する力は選手に力を与え相手チームには重圧をかけるので有利に進めることができます。

サッカーのサポーターの認識はもちろんこの流れで間違ってはいないのですが、ただJリーグの場合ではここに付加価値をつけています。それは年齢層のすそ野を広げるという目的です。

プロが継続して活動するためには、至極当然ですが常にサッカーを行う若い世代をひきつけなければならないです。しかしヨーロッパと違いサッカーの文化としての根付きが薄い日本では、常に様々なスポーツと競合しながらプレイ層を広げないといけないです。それにはやはりサッカーにじかに触れあってもらい興味を持ってもらうということが第一になります。そこでサポーターが重要になります。

各プロチームがスタジアムで観戦してもらえるように、子供ならではのサービスを次々と行いスタジアムに足を運びやすくします。そこで子供たちの前でプロが魅力のあるサッカーを見せることができれば、その子供たちに興味を持ってもらい地元のユースチームや高校で部活動で鍛錬をしてくれます。それがのちにプロチームに加入する流れになればすそ野が広がりレベルの底上げにつながるのです。

Jリーグサッカーをスタジアムで楽しむ魅力

1993年に発足した日本初のプロサッカーリーグであるJリーグは、ホームタウン性を敷いており、各クラブは活動の本拠地が定められています。発足当時は10チームでスタートしたこのプロリーグも年々増えており非常に数多くのチームが参加しているのです。

プロサッカーリーグが発足してからは、日本代表選手がワールドカップの本戦にまで進める実力を積み重ね、海外のプロリーグでも活躍できる選手が増えてきました。日本代表選の試合などは、テレビでも高い視聴率を叩き出しており、自宅やスポーツバー等で観戦を楽しむ人もたくさんいます。しかしながら、やはりJリーグを一番楽しめる方法はスタジアム観戦であり、テレビでは分からない様々な魅力や楽しみ方があるのです。

全国各地にあるスタジアムでは、様々なイベントブースを設けている場所も多く、試合の開始前にそれらの場所や人気のグルメフードを楽しむ人も少なくありません。試合の3~4時間程度前にスタジアムに入り、ウォーミングアップや練習をしている選手の姿も近くで見ることができるために、試合前から盛り上がることも出来ます。

また、グラウンドの近くで観戦する事は、ボールを蹴る音やベンチやグラウンドから上がる監督や選手の声なども感じることが出来ます。さらにサポーターは雰囲気を盛り上げるために選手コールや歌うチャントで応援をしています。テレビで観戦していてもその迫力は伝わりますが、自分もその中に入って一体化している感動はテレビでは味わえないのです。